"七"人で"七"楽園を"七"時間

AZB移動後、2回目の七楽園別邸が開催されました。今回はAJPCが近かったり、母の日だったりと色々とあり、7名とちょっと少なめで開催。今回の七楽園は「ウィナーズチョイス」ということでポットを獲得したプレイヤーが次のスタッドをハイ、ラズ、ハイローの中から選べるという方式を採用しました。

トーナメントが始まると

「俺、ハイローしか選ばないから」

「俺、ハイローしか選ばないから」

「俺、ラズしか選ばないから」

と7名中、3名が固定宣言(笑)

ハイローでポットを分けるため、比較的参加もしやすかったり、普段ハイローをプレイする機会が少ないこともあってハイローが多めの展開に、そしてハイは若干少なめでゲームが展開していきます。

七楽園別邸は「R」になってからスタートチップが大幅に増量。かなりスタッドを満喫できる仕様になりました。今回も一飛びはトーナメント開始から4時間以上たってから。日曜の午後に半日スタッドを思う存分楽しめるという点では非常に有意義ではないかな、と思います。

そして1人飛び、2人飛び、5人目が終了してヘッズアップになった頃には時間は夜の8時半。2時の開始から7時間近くになろうとするなか、トーナメントを終始チップリーダーで過ごし、ヘッズアップになってからも常にリードするなか、相手の七味さんを9000点まで追い込んだところでハイゲームを選択し、ワンウェイで決着を狙います。

七美さんのフェイスはスペードの9、G.satoさんはスペードのA。七味さんのブリングインに当然のコンプリートが入り、七味さんはコールに留めるか悩みましたがレイズオールインで勝負に出ます。

七味:[Ac 2s] 9s
G.sato :[4h 5c] As

カード上は七味さんが上回っていますが、G.satoさんにはストレートドローも見える形。ここから予想もしない盛り上がりを見せます。

七味:[Ac 2s] 9s 8s 4s Kd
G.sato :[4h 5c] As 6h 4c 4d

6枚目の時点で七味さんにスペードのフラッシュドローが入りますが、G.satoさんも4のスリーカードに。仮に七味さんがフラッシュを引いてもG.satoさんにはフルハウスのリドローがついています。

そして、七味さんがラストカードをオープンすると、スペードのジャック。フラッシュが完成し、七味さんが雄叫びを上げます。

しかし、G.satoさんのラストカードは無情にもスペードの6。まさかのリドローのフルハウスをキャッチして、逆転でG.satoさんが七楽園別邸R2人目のチャンピオンとなりました。